1628年、クフラム皇子はムガール帝国の皇帝に即位すると、シャー・ジャハーンとして数々の戦争を行った。王の宮廷の豪華さは語り種にもなっており、インド・イスラムの傑作に数えられる数々の建物を残している。1646年から1653年には真珠のモスクが建設され、さらに11年の工期をへて最愛の王妃ムムターズ・マハルのためのタージマハルが完成した。だが、それと対になるはずだった自らの黒い霊廟は建てられなかった。
今まで訪れた世界遺産のページに戻る