スペイン出身の僧侶で、ローマで教皇シクストゥス2世殉教の際、教会の財産を貧者に与えるように命じられた。総督に財産の供出を迫られたとき、貧者を集めて「これが教会の財産です」と答えたという。このことから彼は焼き網で焼かれて殉教した。教会には貧者や病人が群がっており、彼らには教会やそこを訪れる信者の情けにすがるしか生きる道はなかった。その彼らを聖ロレンソは教会の財産と呼んだ。
(美術出版社「美術手帖、西洋絵画の主題物語」 より)
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