1530年、火の手があがり、炎がテルチの街を焼き尽くした。再建にあたって、市長のザッカリアス・フォン・ノイハウスはルネッサンス様式、および初期バロック様式に基づいて建物を設計するようにとの通達をだした。 建物の正面は各家主にまかせられた。家主は競い合って意匠を工夫した。 調和のとれた美しいテルチの街並みはていねいに修復され、毎年多くの観光客を集めている。
『ユネスコ世界遺産』より
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