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*ヒドコートマナー

空港からハーツのレンタカーを借りてこれから2週間の旅。空港内のハーツのデスクには、誰も係の人がいません。一台の電話が置かれ、そこから電話をするとバスで迎えに来てくれ、ちょっと離れたオフィスまで連れて行ってくれます。手続きをすませ、ポルトの簡単な地図ももらい、町中への道を尋ねました。

写真:サンベント駅 になった町です。
街並みはとても美しく、リスボンに次ぐ第二の都市のわりには、歴史的建造物がそこかしこにあり、さすが世界遺産に指定されているだけのことはあると納得できる町です。落ち着いたたたずまいの中に、適正人数の人が生活しているといった趣で、ゆったりとした雰囲気がします。 サン・ベント(Sao Bento)駅に入ると壁は美しいアズレージョで飾られ、構内はヨーロッパの駅によくある終点のいきどまりの作りになっています。ときおり、観光客がこの美しい駅の写真を撮りに来て、また次の名所へと移っていきます。 写真:サンベント駅

町歩きを1日中する予定の日は、すべての名所を散策するのは避け、目ぼしいところのみ行くことにしています。その目ぼしい場所に着いても、まだオープンしていなかったり、時間指定があったりしたら飛ばしてしまうことも厭わなくなりました。ガイドブックを読むと、ついついこれも見ておきたいここにも行ってみたいとなりますが、いろいろいっても印象がうすくなるだけ。どれがどれやらごっちゃになって、記憶に残りません。という訳で、クレリゴス教会(Igreja dos Clerigos)には早く着きすぎて塔に登れなかったので、そこからの見晴らしの良いと言われている風景は見れず、ボルサ宮(Palacio da bolsa)の中はツァーでしか見学できず自由には入れないとのことだったのでパスすることにしました。どれを選択しどれを切り捨てるかは、判断に困ることもあります。しかし、時間は限られているのです。

ドン・ルイス1世橋 (ponte do Dom Louis J)の近くの斜面に西洋朝顔が群生していました。バルセロナのモンジュイックの丘のケーブルカーの斜面にも、これが一面に咲いていたのを思い出します。朝だけで萎んでしまう日本の朝顔と違い、昼間に咲いているので遠くからでも目立ち、見ごたえがあります。

写真:教会

平面一杯にアズレージョがある建物が出現。教会のようです。

写真:サン・ベント駅前広場

サン・ベント駅前の広場

写真:ジャカランダの木と白い電話ボックス

藤色のジャカランダの花の横には白い格子窓のおしゃれな電話ボックス

写真:ポルトの街並み

ポルトの街並み(高くそびえているのはクレリゴス教会)


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