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Bath 世界遺産の頁へ

*バース

空港からハーツのレンタカーを借りてこれから2週間の旅。空港内のハーツのデスクには、誰も係の人がいません。一台の電話が置かれ、そこから電話をするとバスで迎えに来てくれ、ちょっと離れたオフィスまで連れて行ってくれます。手続きをすませ、ポルトの簡単な地図ももらい、町中への道を尋ねました。

いざ、出発、と出かけたのはいいのですが、標識にポルトと書かれていない道を教えられ、ナビの夫がコッチダとかいう方の道がピンと来ない方角です。住宅街の中にずんずん入っていき、いくらなんでもこれは間違いと戻っても、やっぱり教えられた正しい道がわかりません。一般道を使ったら、どこにいくやら検討もつかないので、結局標識頼りに行くことにしました。
上の道を使ったら、ポルトの町中に入ったときにどこを走っているかわからないと、ブーブー文句を言う夫を尻目に車を走らせました。

一般道に降りてからは、ひたすらセントラルを目指しました。町の中心に行かないと、大きな目印がないからです。何度か間違えた後、なぜかホテルのある共和国広場の周りを走っているのに気がつきました。この調子で道を間違えていたら、この先が思いやられます。

*ポルトの街

写真:サンベント駅 になった町です。
街並みはとても美しく、リスボンに次ぐ第二の都市のわりには、歴史的建造物がそこかしこにあり、さすが世界遺産に指定されているだけのことはあると納得できる町です。落ち着いたたたずまいの中に、適正人数の人が生活しているといった趣で、ゆったりとした雰囲気がします。 写真:サンベント駅のホームサン・ベント(Sao Bento)駅に入ると壁は美しいアズレージョで飾られ、構内はヨーロッパの駅によくある終点のいきどまりの作りになっています。ときおり、観光客がこの美しい駅の写真を撮りに来て、また次の名所へと移っていきます。

写真:ポルサ宮、今は商工会議所、銅像はエンリケ航海王子町歩きを1日中する予定の日は、すべての名所を散策するのは避け、目ぼしいところのみ行くことにしています。その目ぼしい場所に着いても、まだオープンしていなかったり、時間指定があったりしたら飛ばしてしまうことも厭わなくなりました。ガイドブックを読むと、ついついこれも見ておきたいここにも行ってみたいとなりますが、いろいろいっても印象がうすくなるだけ。どれがどれやらごっちゃになって、記憶に残りません。という訳で、クレリゴス教会(Igreja dos Clerigos)には早く着きすぎて塔に登れなかったので、そこからの見晴らしの良いと言われている風景は見れず、ボルサ宮(Palacio da bolsa)の中はツァーでしか見学できず自由には入れないとのことだったのでパスすることにしました。どれを選択しどれを切り捨てるかは、判断に困ることもあります。しかし、時間は限られているのです。

ドン・ルイス1世橋 (ponte do Dom Louis J)の近くの斜面に西洋朝顔が群生していました。バルセロナのモンジュイックの丘のケーブルカーの斜面にも、これが一面に咲いていたのを思い出します。朝だけで萎んでしまう日本の朝顔と違い、昼間に咲いているので遠くからでも目立ち、見ごたえがあります。

写真:教会

平面一杯にアズレージョがある建物が出現。教会のようです。

写真:サン・ベント駅前広場

サン・ベント駅前の広場

写真:ジャカランダの木と白い電話ボックス

藤色のジャカランダの花の横には白い格子窓のおしゃれな電話ボックス

写真:ポルトの街並み

ポルトの街並み(高くそびえているのはクレリゴス教会)

写真:西洋朝顔

昼に咲く西洋朝顔(恐らく、ヘブンリー・ブルーでしょう)。


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