ポレチュはアドリア海に面した町で港があります。
このホテルは港に面した通りにあるのですが、港側に客室の窓がありません。
写真の港の景色は、テラスから斜めに見たものです。
真っ正面は、なんとスーパーマーケットの無粋な建物が、どんと飛び込んできます。
スーパーでちょっと食料品を買うには便利ですが、景色が良い部屋が好きな私には、なんとも。。。
部屋も質素な造りで、最低限宿泊さえできればよい、というコンセプトかしらと思えるホテルでした。
旧市街にはちょっと離れていますが、港沿いに散歩がてら歩いていけるくらいの距離です。

プーラはローマ時代の遺跡が残っており、その中でもとりわけ目立つ円形闘技場の前の道をちょっといったところにこのホテルはあります。
道を挟んでレストラン部門があり、客室がある建物は斜面に沿っているので、1階が朝食をとる部屋、2階以上が宿泊用です。
私達の部屋は、横町の民家の真ん前。洗濯物が丸見えで、斜面の道を歩く人からも丸見え状態でした。
ところが、テラス付きの部屋は私たちの部屋だけで、他の部屋にはなんのテラスもついていないように見えたので、ひょっとしてこれが一番良い部屋かもしれません。
遺跡が数多く残っているエリアのはずれに円形闘技場はあり、そのさらにはずれに位置するため、レストランは閑古鳥が鳴いているありさま。
かなり広いスペースなので、団体客向けとして成り立っているのかもしれません。
そこまでいえば、料理の味は自ずとおわかりでしょう。