医療費控除のシミュレーション(2005年1月23日更新)
昨年は歯の補修と漢方クリニックや漢方薬局に支払った医療費が年10万円を超えてしまいました。医療費控除でいくら戻るか計算してみませんか。(注)平成17年分の所得税の税額表は
A 課税される所得金額 | B 税率 | C 控除額 |
1,000円から 3,299,000円まで | 0.1(10%) | 0円 |
3,300,000円から8,999,999円まで | 0.2(10%) | 330,000円 |
9,000,000円から17,999,000円まで | 0.3310%) | 1,230,000円 |
1,800,000円以上 | 037(37%) | 2,490,000円 |
EXCELで作表してます。
1. 給料の支払金額、給与所得控除後の給与等の金額、所得控除の額の合計額、源泉所得税額の欄は、会社からもらった源泉徴収票の数字を転記します(表中の1、2、3、6の太字の数字部分)。
2. C6には、 =ROUNDDOWN(C3-C4-C5,-3) と入力する(3,260,000と入っている所にはこの式が入力されています)。
3. E6には、 =IF(C6<0,0,I1) と入力する。
4. E7には、 =IF(E6*0.2>250000,250000,E6*0.2) と入力する。年調定率控除は25万円が限度額なのです。
5. E8には、 =ROUNDDOWN(E6-E7,-2) と入力する。
6. E9には、 =E2-E8 と入力する。
7. I1には 、
=IF(C6<0,0,C6*VLOOKUP(C6,$G$3:$I$6,2)-VLOOKUP(C6,$G$3:$I$6,3))
入力する。
8. 以上のとおり入力すると、E6とI1の数字が同じに、E2とE8が同じ数字になります。
9. 後は、医療費控除の額の欄に控除してもらえるはずの数字を入力すれば、還付される金額が10に出てきます。
ちなみに、他に収入がある場合は源泉徴収票の数字に合算した金額を1に入力すれば、不足か超過かがわかります。報酬・料金等で1割源泉税を払っている人でも1に収入を上乗せし、6に払った税額を合算すれば10に過不足が出ます。
式を入れるのが面倒な人は、式部分を「コピー」し、「形式を選択して貼り付け」で「テキスト」を選んで貼り付けてみてください。