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*中正機場

中正空港に着き、タクシー乗場を探していると、「圓山 ?」と声をかけられました。その男性はホテルの宿泊リストで我々を確認し、ベンツのタクシーならNT$1,800で、ボルボなら1,500だといいましたガイドブックには1,200と書いてあったので、ずい分高いなあと思いつつ用を足しに行きながら考えました。

やはり、黄色のタクシーにしようとぶつぶつ言いながら夫の所に戻ると、既に彼は料金を支払った後。ベンツで1,500にするといわれ、まあいいかと思ったというのです。
リムジンなら乗る価値はありますが、ベンツと黄色のタクシー(車種はなんだったんでしょう)を比べたら、乗り心地にさほど変わりがあるはずはありません。

*圓山大飯店の栄光は

赤一色のきらびやかなロビーは、柱が太く、天井は高く、広々としており、正面に広い階段が左右対照に配置されており、まさしく宮殿のようです。世界広しといえども、中国の宮殿ホテルはそうないと思うと、ここにして正解、やったね、という気分になります。 写真:圓山大飯店ロビー

部屋のバルコニーから景色を眺め、しばし、ぼーっとしていると、もう午後4時を過ぎていることに気がつきました。
故宮博物院は5時までなので、今から行ったのではゆっくり楽しめません。明日、朝一番で出かけることにし、ホテルの中の探索に。

別館には小さなショッピングアーケードがあり、その手前には金色の龍の噴水の池が。
それも通り過ぎ、外に出ると圓山公園の木々らしき背景の山。
何げに左の道らしき方に歩いていくと、そこは従業員の休憩所のようで、あたりにはおびただしい植木鉢や瓶が置かれています。 写真:入口の夜景
そんなところに足を踏み込んだ私たちが悪いのでしょうが、せっかくの宮殿ホテルだというのに、舞台裏をさらけ出しているのはちょっとどうかと。

VIPのために建設されたホテルということですが、昔の栄光は今いずこ。豪華な割には街の中心のホテルより料金安なのも何となくうなずけます。


写真: 連なる欄干
バルコニーの欄干が連なっている様は圧巻です



旗印の画像ロビー脇で朝食を

ロビーの奥のガーデンレストランは、朝の食事にクーポン券を持ったお客でごった返していました。ロビーの横のエリアは、逆に椅子もゆったりしていて、のんびり食事をすることができます。

*スポーツジム

麒麟カフェの横から、下の方に見える黄色の屋根の建物目指して散歩を続けると、そこは、ホテルの敷地の中のはずなのですが、舗装された車道で歩道もなく、端には駐車している車だらけでした。

なぜホテルの敷地を歩いていて、車道を歩かなければならないのかと思うと、憂鬱になります。
散歩道でも作ってあれば散策も楽しいでしょうに、玄関上のコンクリートむき出しのテラスといい、ホテル周辺のエクステリアがもっと考えられたものであれば、ホテルの品格も増すのではないでしょうか。

立派な屋根の建物はアスレチックジムで、横にプールが隣接しています。
さらにその横には、テニスコートで汗を流す人たちが。黒人1人と東洋人3人のダブルスは、年季が入っていそうで、ナイスプレーを披露していました。入口に大きなジャガーが止めてあり、おそらく台北のエグゼクティブたちが高級スポーツクラブで汗を流す図といった感じでしょうか。

写真:圓山大飯店スポーツクラブ

圓山大飯店の会員制スポーツクラブですが、宿泊客は無料。
テニスコートを見学するには、入口の門番に部屋番号と名前を書くように言われました。

ハンバーガーの画像金龍廳餐廳

写真: 金龍の噴水

受付で「夕食を食べれるところは ?」と尋ねると、ここを紹介されました。金龍の池を曲がった突き当たりがレストランですが、窓際の席は既にリザーブされていました。

風邪を引いていたせいかもしれませんが、ホタテとえんどう豆、松の実炒めは塩味が不足気味、スペアリブはカレー風味の煮物。炒めビーフンにいたってはケチャップ味で、まるでスパゲッティナポリタンかチキンライスを食べているような味でした。もっと工夫がほしいところです。

外は全然暑くないというのに、室内はがんがん冷しており、1時間いるのが限界で、早々に部屋に退散しました。


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