ラスヴェガスの象徴、フラミンゴホテル

朝早いと大変

朝も早いのに、ゆうきは、カップラーメンを食べると言い出しました。電圧が高いので、お湯は日本より早く沸いてくれます。
他の3人は何も食べず、大急ぎで、エキスプレスチェックアウトにキーを放り込みタクシーに乗りこみました。
ドライバーは若い女性でしたので、荷物が重いので恐縮してしまいました。彼女は、とても感じがよかったのでチップをはずみましたが、にこにこしていたので思ったより多かったのかしら。

テロ対策でセキュリティが厳しい(その1)

・チェックイン時の検査

ナショナル航空のチェックインカウンターで、テールエンドの4席にしてほしいと希望しました。「Why ?」と聞かれたのには面食らいました。
「We like toilet.」と答えたら、笑われてしまいました。
チェックイン後、スーツケースが開けられ、係はご丁寧に、一つ一つ袋入りのものも開けていきます。昨夜、丁寧に左右に均等に詰めたにもかかわらず、年配のその女性はスーツケースの真ん中に戻していきます。
そして、無理やりスーツケースの左側を閉めようとしました ( 3か所閉めるようになっています)。
最後には、真ん中の部分を閉められず、隣の男性が力ずくで閉めました。壊れていないか心配。彼は「OK」と、にこにこしていましたけれど。

・子供まで

朝早いおかげで、手荷物検査の方は、初日に空港で見かけたほど長い列ではありませんが、ポケットに電子辞書を入れていたせいで、珍しく警報が鳴ってしまいました。
かっちも、セキュリティによく引っかかります。ベルトのバックル部分が大きいからでしょう。
定刻どおり、飛行機に乗ることができ、私とゆうきは席につきましたが、妹とかっちが現れません。何をしているのでしょう。戻って様子を見にいくべきか迷っているうちに、やっと二人が搭乗してきました。手荷物検査にひっかかり、靴まで脱がせられた、というのです。搭乗間際に ? 子供まで ?

テロ対策でセキュリティが厳しい(その2)

・荷物は ?

ターンテープルで荷物を待つ。荷物が出てこない。ターンテープルをみんなで見つめていると、係の女性に声をかけられました。
「Tokyo ?」
東京行きはピックアップする必要がないとのこと、行きではピックアップする必要があったので、てっきり同じだと思っていました。
チェックイン時にスーツケースを検査され、そちらに気をとられていたし、ピックアップしなくていいともいわれなかったのです。

・乗り換えでまた検査

サンフランシスコ乗り換え。
国際線乗り場に急ぎ、手荷物の中に電子辞書を入れると、警報は鳴りませんでしたが、手荷物を開けてもいいかと聞かれました。
OKすると靴も脱ぐよう指示され、係は靴に丸い紙をこすりつけ、そのサンプルを検査用の機械に入れ、何やら見ています。手荷物の中の電子辞書、デジカメも紙をこすりつけて検査されました。
かえって、ここまで厳重に検査すれば、安全でしょうが、全員をチェックしているわけでもなさそう。厳重だという噂が広まれば、テロリストも迂闊には近づけませんが、何を基準に、一つ一つ中身をチェックしているのか、一般人にとっては、痛くもない腹を探られ、いささか憮然。

サンフランシスコ空港で朝食

やたら、だだっ広い通路の反対側でとてもいい匂いが漂ってきました。匂いに釣られて行ってみると、チキンをジュージュー焼いています。お腹のすいた大人たちは、バーベキューチキンサンド一皿を分けて食べることにしました。半分でもすごいボリュームです。
子供たちは、引き続き遊んでいます。私たちのいる店からは、しっかり彼らを監視することができるので安心です。
おや、彼らの隣に日本人らしい女の子の二人が同じように座り込んだ。
あら、今度は左隣にも、カップルの男の子の方が座り込んだ。子供の近くって、何となく安心するんでしょうね。

写真：セスナの前の甥っ子たち

機内では

ゆうきに、この旅の感想を聞いてみると、
「…知らない」
かっち「グランドキャニオンとモニュメントヴァレーがよかった」
企画者としては、何か一つでもこの旅で感じてくれればいいなと期待していたのです。ゆうきはともかく、かっちには印象に残ったものがあったようです。
すっかり疲れはてていたゆうきは、眠り込み、妹がご飯時に起こすと、不機嫌そうに「眠いんだから寝かせてよ～」
ノースウエストの機内は、座席のコントロールでライトを調整できない人(電気系統が故障した)、ヘッドフォンから音声も出ない人が続出し、はては、途中から着陸するまで、全部の座席のライトがつきっぱなしでした。しかし、ハードな旅を終えた私たちは、浅いながらも、ほとんど寝ている間に成田につきました。
(写真はシーニック航空のセスナを降り立ったときのかっちとゆうき)

成田でまたラーメン

ゆうきは、2日前から、「成田に戻ったら、行きに寄ったラーメン屋さんにまた行こう」といっていました。ゆうき一人だけは、ネギラーメンとざるうどんの2杯です。まあ、機内の食事はほとんどとっていないので、そのくらい食べてもお腹をこわすということはないでしょう。
このお店は、カシューナッツ炒めやチンジャオロースーもリーズナブルな値段です。次回もまた、ここに寄ってしまいそう。

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