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*猿の惑星

本日はモニュメントヴァレーに出発。今日も快晴。天気に恵まれるのは、運次第、ご先祖様へのお祈りが効いたかな。
毎朝、早いのと時差ぼけで、皆ウトウト。ふと、気がつくと、下界はレイクパウエルになっていました。ベージュの岩肌、真っ青な湖、岸辺は真っ白です。
猿の惑星のロケ地ということですが、今にも猿が出てきてもおかしくない、と空想してしまいました。
参考:www.powellguide.com

 

*モニュメントヴァレー

参考:www.navajonationparks.org/monumentvalley.htm
写真:モニュメントヴァレー1
バスにのってビューポイントに向かいます。

ジョンフォードポイントは、ジョン・フォード監督が好んだ場所だということですが、まさしく映画「駅馬車」の背景が今もそこに広がっています。

イージーライダー、フォレストガンプやバックトゥザフューチャーも、皆モニュメントヴァレーでロケをしているそうです。マルボロのCMもモニュメントヴァレーの大岩の上で撮影されたのですが、風が強くてヘリが近づけず、モデルは一晩岩の上で過ごしたとのこと。現実離れした風景は、簡単に物語を作ることができます。 写真:モニュメントヴァレー2

ポイントごとにネイティブアメリカンたちの出店があり、インディアンアクセサリーを売っています。ビーズの色の組み合わせ方が実に素敵です。

ナヴァホインディアンたちの家は泥の家。中はなかなか快適なんだそうです。
ガイド氏曰く「今日は土煙がほとんど出ない。昨日はひどかった。」「夏は暑くてみんなバスから出たがらないんだよ。」

そうでしょうね。最適の季節と、この日の天気に感謝。

旗印の画像シーニックのパイロット

帰りのセスナは、ほとんど爆睡状態。ほとんどの人が寝ていたようです。 シーニックのパイロットはすばらしい。着陸時だけしっかり起きていた私は、窓から車輪が接地していく様子をつぶさに見ていました。斜めになった車輪の影がだんだん垂直になり、本体に近づいていきます。その様子を見ていなければ、接地の瞬間がわからないほど見事でした。(拍手)

写真:セスナから

*滑走路はあるの ?

セスナが、モニュメントヴァレーにさしかかりました。赤い土、赤いこんもりとしたおかしな形の岩。どこにも滑走路らしいものが見えません。私の視界からは、赤土だけが広がっています。

機体は旋回し、私の席からは見えなかった滑走路に向かいました。それは、未舗装の地面に着陸していくのかと錯覚したくらいでした。

写真:馬に乗って

ハンバーガーの画像ナヴァホタコ

ナヴァホタコの昼食とは、パリッとしていないタコスらしき生地の上に、それほど辛くないチリビーンズがのっています。生のレタスとタマネギものっていて、量が非常に多い。

私「こんなの全部食べれる人はいない。」
かっち「みんな食べてるよ。」

きょろきょろ当たりを見回すと、食べきっている人が結構います。おお、みなさん健啖家ですね。

*おみやげ

昼食を食べ終わったゆうきは、おみやげ物屋へ早く行きたい。まだ、彼はキーホルダーぐらいしか買っていないのです。きっと、時計を探しているのでしょう。あいにく、子ども向けの時計はありませんでした。

私は、母に "ココペリ" のついたウィンドチャイムを買いました。笛を吹き、頭に羽をつけ、荷物を背負っているココペリグッズは、幸運が倍になるというインディアンの神様なのです。


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