ベラッジョのバフェはとても豪華
ベラッジョホテルのバフェの列の最後尾に着いたときは、7時半近くになっていました。すでに4人は、かなり疲れてヘロヘロです。
この長い列。待っているのもくじけそうです。ゆうきは15分程で、「違うところにしようよー」と言い出しました。 妹「せっかくここまで待っているのに、他へ行ってもきっと待つよ。」
今日のゆうきは、コインをよく拾います。今度はハートのクイーンを拾いました。あまりに長く待たなければならないので、誰かがトランプをしていて落としたらしいのです。
ゆうきに「きっとあそこの人のだから、ユアカード ? か、ユアーズ ? といって渡してきたら ?」と言ってみました。 ゆうきは、10分ほど、「ええっ、どうしよう」と迷っていましたが、とうとう意を決し、走って列の前の方に行きました。かっちが、なぜか、そのあとをすぐに追いかけました。
かっちが「僕が声をかけたんだよ」と言って戻ってきました。
「僕も言ったよ」と、ゆうきは言うのですが、どうやら、かっちの声の方が大きかったらしいと推察しました。
こんなことをしていると、ただボーッと待つよりは時間を稼げます。
1時間待ったところで、ようやっとテーブルにつけました。でも、その甲斐はありました。
ゆうきと、かっちは、お皿に山盛りにして、たらば蟹をぱくついています。
ムール貝もエビもボイルの仕方がとても上手。チャーハンもパラッと炒めてあっておいしいし、料理は何と150種類もあるらしい。デザートも、おいしそうなケーキ、アイスクリーム、フルーツと沢山並んでいます。
そして、一皿食べ終え、次のものをいただきに行っているうちに、お皿はきちんと片づいているのです。ドリンクのお代わりは要求しなくても、同じものをどんどん持ってきてくれます。
おいしいものを食べると、人間は自然に笑顔になります。夢中で食べてしまったので、写真を撮って来なかったのを後悔しました。ずらーっと並んだおいしそうな料理を写真に納めておけば、後でまた楽しむことができたのに。サービスが良いのでチップは6ドルです。
子供はスロットマシーンに近づいてはいけない
ベラッジョホテルの中、妹が用を足している間、かっち、ゆうきと通路で待っていました。スロットマシーンからは離れているから大丈夫だろうと、思っていました。ネバダ州の法律では、子供はスロットマシーンに近づいてもいけないからです。
他のホテルでは、係が近づきすぎた人に注意をしている光景などは見かけなかったったのですが、ここでは係がすっとやって来ました。
係「スロットマシーンから離れてください」
私「I'm waiting」
係は、いったん離れ、またすぐやって来ました。
係「マダ〜ム、パブリック・スペースでお待ちください。」
妹が戻ってきた後、「だいたい、カジノの中に通路があるからいけないのよ。カジノの中を絶対通らなければならない設計になっているんじゃないの。」と、ぶつぶつ言っていると、少し離れた所で、スロットマシーンの真っ只中、バギーカーとともに腰を下ろしている若い白人夫婦が、やはり係に注意されているのを発見しました。
思わず妹と顔を見合わせたのはいうまでもありません。赤ちゃんを背負ってスロットをやってもいけないと、ガイドブックに書いてあったことを私は思い出しました。
キプリング
モンテカルロの中を歩いていて、妹は目ざとくキプリング(ゴリラのついたバッグ)を見つけました。
私は、赤のスポーツバッグ(本当はトラベルバッグらしい)を値札98ドルのところ52ドルで買えました。
店員が2回もバーコードをチェックしたのですが、タグとは違う値段がそのたびに表示され、店員は肩をすくめて、バーコードの値段どおりを請求したのでした。
閉店間際のせいか、セール品だったのかはわかりません。今日はラッキーです。
ラスヴェガス初日、ラクソーでバフェを探しまわったことが嘘のように、モンテカルロのタクシースタンドをすぐ見つけることができました。『だんだん勘が養われてきたぞ。ラスベガスはカジノを中心に回っている。』タクシー代は、ラクソーまでチップこみで7ドル。
バッファローの肉
バフェの夕食後、部屋でガイドブックを読み直すと、妹がビーフだといって、持ってきた肉はバッファローだったらしい。
やけに赤かったので、ビーフじゃないんじゃないと言い合いしていたのですが、彼女はビーフだといいながら食べていたたのです。
味は、あまりよくなかったようですが、ガイドブックには "珍しいバッファローの肉" とのことでした。確かに、滅多に食べられないとは思います。