The Great Wall 世界遺産の頁へ
万里の長城(八達嶺)
悠久の時の流れを感じさせ、連綿と連なる万里の長城。日本列島が三つも並んでしまうほどの長さを持つと言われても、アップダウンしながら続いている長城は視界の中でしか見ることができません。今見えている一番高い所までと、階段やスロープを上っていくと、さらにそこからは最初に見たのと同じような長城がさらに続いていくのです。行って帰って来るだけで2時間以上はあり、息切れしそうになりつつも足早に上り、滑らないように注意を払いながら下ってきました。でも、何だか長城を堪能したとはいえません。人、人、人で、プラハのカレル橋を歩いているようでしたが、もっとゆっくり立ち止まって休憩しつつ、トロッコやロープウェイにも乗って、のんびり半日はかけて楽しみたかったというのが正直な感想です。自分で運転するわけではないので、道に迷うこともなく効率よく回れるツァーですが、時間の制約はいかんともしがたい。お弁当を持って、1日中万里の長城を回るツァーもあるとか。それはそれで、えらく疲れそうではありますが。
宇宙から地球を見たとき、二つのものが眺められるそうです。一つはこの万里の長城で、もう一つはオランダの干拓地というのだそうですが、万里の長城が眺められるのは想像できますが、オランダの干拓地というのはいかに。人工的に埋め立てられていると、自然のものとは違って見えるということでしょうか。
長城の下の脇道に行くとちゃんとWCもあります
長城の途中にいる観光用のラクダ
撮影ポイントでは皆がパチリ
ジェットコースター用の乗物に乗るとあっというまに下山できます