ノートルダムドラギャルド
ノートルダムドラギャルドからの眺め
ノートルダムドラギャルドは、白い建物の上に金色のマリア像がありますが、眺望はよく、地中海は日を受けてきらきら青く輝き、イフ島 (モンテ・クリスト伯の主人公が閉じ込められた牢獄のある島) らしきものも見えました。待っていたトレインに再び乗り、旧港に戻りました (往復チケットです)。
ミシュランのグリーンガイドが、ヴィエイユシャリテ (美術館が入っている元慈善院) に星をつけているので、行ってみることにしました。
まるで、アジアの町を歩いているようなパニエ地区を歩いていると、黒人の女の子がぱたぱたと家に飛び込んで行きました。その家の玄関は、フランスらしからぬ木の扉でできており、フランスではなくアフリカに迷い込んだような錯覚を覚えました。ボール遊びをしている男の子たちも黒人です。マルセイユはアフリカからの移住者が多いんですね。
ヴィエイユシャリテから見えるドームの建物の方が気になり、そちらに歩いていくと、ガイドブックにも載っていない美しい建物が出現。
内部は、淡オレンジと白の縞になっていてアーチの柱が、まるでコルドバのメスキータのようです。
メスキータにはまだ行ったことがないので、ますます行ってみたくなりました。
ミニトレイン
ランチの店を出ると旧港の前にプチトランが止まっていました。ラッキー、とばかりにノートルダムドラギャルドと車体に書かれたトレインに乗り込みました。こんな暑い日は、丘の上まで歩いて行ったら疲労してしまいます。
美術館の内部
ソフィテルのレストラン
夕食は、ソフィテルの上階のレストランに。ノボテルに比べれば景色は断然良いのですが、旧港がばっちり見れる席は、レストランの一部分だけで、どの席もパノラミックとはいいがたい。旧港に近いホテルだと、港に近すぎて船しか見えないような気がしますが、ちょっと離れているせいか、ゆったり海と船が見えます。