再び旧市街
日本に帰らなければならない日ですが、夜便にしたので15:30にホテルに戻ればOK。
昨日の夕方は魚市が見れなかったので、それを見たいという夫のために、また旧市街のそぞろ歩きです。
常設店では、朝から、大勢の人が肉屋に肉を買いに来ていました。日本人が、朝市で新鮮な魚を買うのと同じ感覚なのでしょうか。どうも、朝から生々しい肉を、購入する気にならないのは私だけ ?
スパイス屋からは、いろいろなスパイスが混在した複雑な香りが漂って来ます。
ピサラディエール (ニース風ピッツァ) を切り売りしている店、カリソン (エクサンプロバンスのアーモンドのお菓子)やチョコを売っている店、オリーブやラベンダー柄の陶器、生活感に満ちた小路が広がっていきます。
花市も多く出ており、野菜、チーズ、甘いお菓子、もちろん魚も。
いつ、どこの市場に行っても市場は活気に満ちていて楽しい。
マチス美術館とローマンバス
チェックアウト後、ホテルに荷物を預け、タクシーでマチス美術館に出かけることにしました。
マチス美術館に入ると、今までの日本人観光客の数が一気に増えました。マチスは日本人に人気がありますしかし、隣。
接しているにもかかわらず、考古学博物館に立ち寄る人は急に少なくなりました。ローマ風呂の遺跡にはあまり興味はないのでしょうか。
タクシーを呼ぶには
そろそろ、ホテルに戻らなければなりません。ところが、バスの経路がよくわからないうえに、残り時間があまりありません。流しのタクシーが、走っているはずはないし。
どこかのカフェで頼もうかと、カフェを探しましたが、周辺には何にもありません。元はホテルだったと思われるレジデンスがあるだけです。
考えあぐねていると、そこへ、一台のタクシーがさっと来て、二人の日本人らしい女の子たちの前で止まり、走り去って行きました。
どこかでタクシーを頼んだにちがいない。この付近には、考古学博物館しか.....考古学博物館に戻り、タクシーを呼んでもらえるかどうかを尋ねました。
「シュアー。」受付の女性は手慣れた調子で電話をしてくれ、チップも受け取りませんでした。
ホテルからこのシミエ地区までは、タクシーで走ってもかなりの距離だったので、飛行機に乗り損ねるようなことがあったら大変と内心あせっていましたが、最初から、ここで頼めばよかったんですね。
昼食はバルコニー
市場で、苺とさくらんぼを買い、残っているカップヌードルで昼食にすることにしました。
ホテルの部屋は12:00まで使えます。バルコニーには、テーブルと椅子があり、建物越しですが海も見えるので、ろくでもないレストランで食べるより、リラックスできます。
バルコニーがついた部屋は、いつも人を気分よくさせてくれます。
ニースの町で売っているマルセイユ石鹸