Roman and Romanesque Monuments of Arles世界遺産の頁へ
アルルの円形闘技場は、ローマのコロッセオに比べ、それほど大きくはないものの、実際に闘牛に使われており、牛の出口には牛の匂いがこびりついています。
ホテル前の道は通行止
ニームは朝からまた雨。プロヴァンスに入れば雨はないだろうと思い込んでいたので、失望もありますが意外でもあります。ガイドブックには90何%晴天だと書いてあったのですが。
ニームからアルルは50kmぐらいで、ホテルの前のメインの道に、午前中についてしまったのが、どうも悪かったようです。
ホテルの前の道は露天が並び、通行止め。このすぐ先にホテルがあるというのに、その道に入れません。
他の車が通って行った道をついていくと、露天と露天の中に入ってしまいました。
交通整理中の男性に「ジュールセザールに行きたい」というと、彼は左の方向を示し、通してくれました。
案内された部屋はホテルのL字部分で、ほとんど外壁しか見えない部屋でした。早くチェックインすると使用可能な部屋が少ないので、良くない部屋に当たるというのが私の持論なのです。
円形闘技場
ひどい部屋だ、と、道々ブツブツいいながら円形闘技場に向かいました。アルルの円形闘技場は、ローマのコロッセオに比べ、それほど大きくはないものの、実際に闘牛に使われており、牛の出口には牛の匂いがこびりついています。
牛の出口の通路を挟んだ反対側は、なぜかパールです。この穴蔵のような牛の出口の近くで、観衆はお酒を飲むのでしょうか。その雰囲気に、ちょっと驚いてしまいました。
闘技場の回廊は、暗くおどろおどろしい雰囲気が漂っていたので、ローマ時代、人間と動物が格闘したというシーンを楽々と頭の中に想い描くことができました。
闘技場からのアルルの風景
牛の登場口
闘技場の通路