キリスト教修道院

朝早いのでお客が少なく、朝日の中で見学する修道院は、とても荘厳な雰囲気ですてきでした。
テンプル騎士団から後にキリスト教騎士団に変わっていますが、泊まったホテルの名がテンプラリオスなのはテンプル騎士団の...ということなのでしょうか。折しも本屋の店先には「ダヴィンチコード」が平積みで売り出され、ソロモンの神殿に寝泊まりしていたテンプル騎士団が想像され、空想の世界に引き込まれてしまいます。
この修道院はやたらと広くて表示がほとんどなく、とてもわかりにくいです。一応パンフレットをもらっていましたが、3階建てというのはわかっても、表示が不親切で方向を示すだけ。後は、その辺を自分で探してくださいとでもいうようです。途中でトイレの表示を見つけその方に階段を降りても見つからず、ぐるぐる回ってしまいました。
果ては、建物から出ようとしても出口がわからず、何度も同じところに来る始末。結局、写真撮影禁止だったテンプル騎士団の円堂付近で番をしていた女性に出口を聞きました。ところが、その説明が複雑でわからず、その女性と話をしていた小さな女の子が出口まで連れて行ってくれました。
入口と出口は別になっていて、外に出てからも表示されていたPの看板が、車を止めた正門の駐車場を示すのか、そのPの看板のあるところが駐車場なのかを示しているのかがわかりませんでした。反対方向にだいぶ歩いてから、これは明らかに違うと元来た道を引き返しました。徒歩でさえ道を間違う私たち、車ならなおさら、何おかいわんや、です。