アールヌーヴォーの町並み
オーレスン (Ålesund) の町はアールヌーヴォー様式 (植物の花や茎などの曲線を多用) を取り入れた建築で有名です。手前の三角屋根はバス停。なんともおしゃれな町です。
1904年の大火で街の大半が焼失し、寒い1月に1万人が焼け出され、あまりの惨状にヨーロッパ中から物資や建築材が送られたのだそうです。
街はドイツ語ではユーゲントスティル (Jugendstil、青春様式) と呼ばれるアールヌーヴォー (Art Nouveau) 建築で復興し、街全体がアートでおしゃれです。
そして、ゲイランゲルフィヨルドに日帰りで行ける距離にあり、ここからレンタカーを借りれば北からトロルスティゲンを通り、ゴールデンルートと呼ばれる道からゲイランゲルフィルドに行くことができます。
自然ばかり見ても飽きるし、町並みがアールヌーヴォーなんてやっぱりこの目で見てみたい。
アクスラ山への階段の途中から
その結果は、『おお、こじんまりとはしているけれど、パリよりおしゃれかも。』
街の中心には素敵で変わった建物が集中しており、どれも被写体になるものばかり。
アクスラ山(Aksla)への階段418段を登ると展望台もあり、フィヨルドと山に囲まれたオーレスンの町が見渡せます。
階段の下には芝生が心地よい公園があり、ときおり犬の散歩をする人や座り込んで楽器を弾く人がいるくらいで静かです。
ベンチに腰をおろすと、ゆったりとした時が過ぎていく贅沢な時間が持てます。
工場直営のデヴォルド(Devold)というノルウェーセーターのアウトレットのお店もあり、他で買うより安く手に入れることができます。
デザインはあまり多くありませんが、気に入ればかなりお買い得。
私はというと、やっぱり買ってしまいました。
(i にデヴォルドのチラシが置いてあります)
ホテルの部屋のバルコニーから
いかにも北欧風の色合いの滑り台