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*フィヨルドホースに乗る(Norsk Fjordhestgard にて)

写真:姿勢の良い先導の女の子

先導してくれた女の子

写真:三人馬に乗ったところ

二人がエスコート

写真:出発したところ

さあ出発です

写真:脇に草の多い路肩を行きます

路肩をゆっくりゆっくり

写真:私の乗った馬フィエルフィックス

馬上から馬の頭をパチリ

写真:乗馬の標識

乗馬の標識を通り

写真:フィヨルドを背景にした家

素敵な家です

写真:屋根に草のある家々

屋根が草の家は多い

写真:フィヨルドと教会

美しいフィヨルドの風景

写真:教会アップ

うーん絵になる

写真:フィヨルド沿いの川

川にかかる橋を渡ります

写真:畑と家

畑も美しい

*ブライムの乗馬センターにて

ブライム(Breim)の乗馬センターの情報を得ようと、宿泊していたローエン(Loen)のホテルで 尋ねてみました。私としてはその乗馬センターを知っているか、やっているかという情報を知りたかったのですが、教えてくれたのはブライムへの道のりだけでした。そんなものは地図を見ればわかること。要するにそれくらいの情報しか手に入らないのなら、自らなんとかしなければ乗馬はできません。ただの乗馬ではなく、フィヨルドホースに乗りたいのですから。

ホテルから1時間ぐらいらしいので、とにかく訪問してみればなんとかなるだろうとも思いましたが、わざわざ出かけて、センターそのものがなくなっていたとか、営業していないとかいうことになったら不覚もいいとこ。朝、出掛けに、いつものめちゃくちゃ英語で電話してみました。2〜3時間乗りたいが、乗るのは一人と言うと、1時間半ならOKとのこと。夫は乗らないので、まあこの程度がかえって適当かも。

ローエンからオルデン(Olden)、インヴィク(Invik)、ウトヴィク(Utvik)を通り、山の中をアップダウンすると、迷わずに辿り着けました。あいにくの曇りですが、乗馬には暑いよりは適しています。

中がぼろぼろのヘルメットを借り、「Horse cannot eat.」という指示を受け、いざ出発です。馬にやたらと餌を与えてはいけないのかと自分流に解釈していたのですが、すぐに真の意味を悟りました。路肩には馬を誘惑する草がたくさん生えており、馬はすぐに草を食べようとするのです。先導する女の子の乗る馬は草むらから顔を背けさせられ、道の真ん中を向いたまま歩いていきます。
私はというと、草を食べられそうになるたびに手綱を引くので、馬にとってはありがたくない乗り手です。馬に直前に注意するのではなく、馬の勝手にされないように常に誘導しなければなりません。
下り坂の崖のような道を降りるとき、バランスをとることに気をとられ、馬に左側の丈の高い草を食べられそうになり、思わず「アッ」と声を出してしまいました。馬は4本も肢があるとはいえ、つまずきそうになるとギョッとします。

舗装路でしたが直線の長い道で、先導の女の子が「ラン (run) する?」と聞いてきました。冗談でしょう。「ノー、ノー、ノーラン、ノーギャロップ !」馬場で落馬したばっかりなのに、道路に落ちたらどうなることやら。

しかし、初めての外乗がこれほど景色が美しい場所だと、次からの外乗は色褪せて見えそうです。ビューティフル、ワンダフルと何度も心の中でつぶやく美しい風景が次々に展開していきます。丘の上からフィヨルドを眺め、小さい林を抜け、フィヨルド沿いの網目のような鉄の橋を渡り、乗馬センターに再び戻ってきました。「楽しんでいただけました?」との問いにワンダフルエクスペリエンスと答えたのは言うまでもありません。本当にすばらしい体験でした。サラブレッドより体高が低くて安定感があり、おとなしいフィヨルドホース。大いに気に入りました。

写真:フィエルフィックスの長い睫毛 写真:フィエルフィックスの顔アップ

長い睫毛のフィエルフィックス、乗せてくれてありがとう。一番最初に道を横切るとき、車が続いてくるので、三頭ともかなり長い間路肩で立ち止まっていましたが、フィエルフィックスは後ろを振り返って『これからどうするの?』とでも言いたげな顔を向けました。可愛かったな。

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