ウルネスへの行き方
ウルネスのスターヴ教会は、バーレストランから55号線を通り行ってきました。ドラグスヴィーク(Dragsvik)からヘラ(Hella)まではフェリー)です。2003年の6月13日から8月17日までの時刻表(抜粋)は、以下の通りです。
Dragsvik | 0820 | 0905 | 0950 | 1020 | 1100 | 1135 | 1210 |
Hella | 0830 | 0915 | 1000 | 1030 | 1110 | 1145 | 1220 |
ご覧のように、1時間に2本ぐらいしかありません。
所要時間は10分ですが同じ船が行ったり来たりしているのでしょう。
陸路で向こう岸まで行くと遠回りになるので待った方が早い。
時刻表も見ないでそのうち来るさぐらいに待っている人が多いように見受けられました。
郷に入れば郷に従えですか。(フェリーの料金は、乗用車と運転手Kr40、同乗者Kr17)
ライカンゲル(Leikanger)を通り、ソルヴォルン(Solvorn)からオルネス(Ornes)まではフェリー、そこからは徒歩10〜15分ぐらいで丘の上にたたずむ教会が現れます。
ソルヴォルンからフェリーを使わない場合は、さらに55号線の先のスキョルデン(Skjolden)からクローケン(Kroken)を通って行くことができるようです。
オルネスとウルネスは方言の違いかなにかで、同じ地名なのでしょうか。
地図には確かにオルネス(Ornes)と書かれているのに、時刻表やフェリーの操縦席の外観にはウルネス(Urnes)の文字があります。
それまで乗ったフェリーは甲板にそのままの方向で乗り込むと、バックせずとも進行方向のまま降りれましたが、このフェリーは前後を変えられないようで、甲板にはバックで乗り込みます。フィヨルドの渡し船という雰囲気です。
行きも帰りも同じ風景には違いないのですが、快晴だったせいもあり、それまでさんざん美しいフィヨルドの景色を見ていたにもかかわらず、いざフェリーに乗りフィヨルドを目の当たりにすると、何回となく『何てすばらしく美しい景色なんだ』という驚きが心に沸き上がるのです。
ソルヴォルン〜ウルネスのフェリーの時刻表は、月曜〜金曜(2003年)は
to Urnes | 0750 | 1000 | 1100 | 1200 | 1300 | 1400 | 1500 | 1600 | 1640 |
from Urnes | 0810 | 1030 | 1130 | 1230 | 1330 | 1430 | 1530 | 1620 | 1750 |
となっており、 1台の同じフェリーが行ったり来たりしています。
帰りには同じ切符売りの女の子から「ハロー、アゲイン」とことばをかけられてしまい、あまりに早く戻りすぎたかと苦笑しました。
なんせ、この日は飛行機で移動する日だったので、乗り遅れてはいけないという気持ちが常にあり、行動そのものもせっかちだったかもしれません。
(フェリーの料金は、乗用車1台と運転手Kr62、同乗者Kr23)