ブリッゲン(Bryggen)
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ブリッゲンとは埠頭のことで、14世紀、ベルゲンにはハンザの貿易事務所がありました。ハンザ商人たちはブリッゲンでのみ居住することが許されていました。
木造のカラフルな家並みは、現在ではアクセサリー、衣服、絵、居酒屋などのお店になっています。通りに面した部分の間口は狭いのですが、奥にずっと続いているのはオランダの家と似ています。
とんがり屋根が連なっている様もオランダやドイツのようだと感じられるのは、ハンザ商人たちがドイツ人だったからかもしれません。
木造のカラフルな家並みは、現在ではアクセサリー、衣服、絵、居酒屋などのお店になっています。通りに面した部分の間口は狭いのですが、奥にずっと続いているのはオランダの家と似ています。
とんがり屋根が連なっている様もオランダやドイツのようだと感じられるのは、ハンザ商人たちがドイツ人だったからかもしれません。
ベルゲンにはハンザ博物館(Kr35)やブリッゲン博物館(Kr30)があり、当時の姿をとどめています。
男性社会だったベルゲン事務所は、事務所で働く限りは独身を通さなければならず、大番頭、小番頭、見習いに分かれていました。
見習いは14〜15才でベルゲンに来て6年間奉公すると昇給試験を受けることができ、合格すると小番頭になれ、番頭が本国に帰った場合など、昇格する可能性があったのだそうです。
見習いの部屋は大番頭と小番頭の部屋に挟まれ、壁全体にいくつもの押入ベッドがあり、ベッドの両側に木の扉がついています。
その木の扉を開けると、片側は大番頭の部屋、片側は小番頭の部屋になり、双方からいつも見張られている状態です。
大番頭のベッドの扉の内側には女性の絵が描かれており、禁欲の男性社会の一面がうかがえます。
ブリッゲン地区のレストランで食べた昼食のフィッシュスープと塩茹での海老。
海老ばかり食べた夫は指に海老の匂いがつき、しばらく抜けなかったようです。フィッシュスープはリーズナブルでそれなりにおいしい。
パプの横の通路は床も木でできています
奥に入るとカフェもあります
迷路のような小路には人がいっぱい