カルロヴィ・ヴァリ(Karlovy Vary)
しかし、来る途中やたらと警官が1台の車を止めている場所に出くわしました。
トラックが横転しているのも。警官を見かけた回数は、実に7回です。
カルロヴィ・ヴァリの表示のあとしばらく走ると、突如Pupp(ホテル)のサインを見つけました。
その道を下っていくとピンクや白、黄色の建物が続く美しい町に入りました。
カルロヴィ・ヴァリは、温泉療養するには最適の町ではないでしょうか。
新市街は、ごく普通の町並みですが、コロナーダ(回廊)や源泉のある療養の中心街は散歩をするのにちょうど良い大きさ。
お店もところどころにあり、ウィンドーショッピングをするのも、また楽し。
疲れたら、コーヒーブレイクをし、夜はたくさんあるレストランのどこで食べるか迷うのもまた楽し。
カルロヴィ・ヴァリは、ドイツ語ではカールス・バート、ドイツに近接しているので、ドイツからの客も多く、ロシアからや中国からも観光客が多くやって来ていました。
この町に滞在した有名人は数多く、王侯貴族やゲーテ、カフカ、バッハ、ベートーヴェン、ショパン、モーツァルト、ドヴォジャーク、ブラームス、ヨハン・シュトラウス、ムハなどがおります。
カルロヴィ・ヴァリ、マリャーンスケ・ラズニェ、フランチシュコヴィ・ラズニェの三つの町で、ボヘミアの温泉三角地帯と呼ばれているそうです。
i では源泉の場所が記してある地図を買えるので、それを見ながら源泉の飲み比べをしながら散策することができます。
日本のように温泉につかるより飲用するのが一般的らしく、消化器疾患や新陳代謝異常や糖尿病に効果があるといわれているそうです。
テプラー川には温泉が吹き出して湯気が上がっており、川の色が緑や黄色に変色しています。
ん、ここの温泉はぬるい、ぬるいとまずさが際立つ、
ん、ここのは熱いのでまずさがよくわからず結構飲める、
ん、ここのは炭酸がきつい。
レースのように透ける彫刻を施されたコロナーダを行き過ぎ、また次の重厚なコロナーダに行くと、町の子供達が合唱しているところにやってきました。
しばし、歌声に聞きほれ、そしてまた次のコロナーダへ。
一つ一つの源泉の味を確かめつつ、チョビチョビではあっても、体の中はすでに温泉でいっぱい満ちていきます。
カルロヴィ・ヴァリを高台から
ホテルプップのすぐ近くにDianaと書かれた赤い案内板があり、それが高台まで難なく連れていってくれるケーブルカーの目印です。
散歩の延長で歩いて上ってもそうきつくはありませんが、ケーブルカーを使えばあっと言う間。
ワンストップでjeleni stokの見晴台まで行きます。
グリーンのガードレールが見晴台への目印、カルロヴィ・ヴァリの町を見下ろす爽快な景色をボーッと眺めます。
あっ、あれは我々の宿泊しているパークホテルプップだ、
あれは、教会とブジードロの間欠泉のあるところね
Kamzikと書かれた鹿の彫像のある場所にやってきて、なぜ、鹿のシンボルの像があるんだろう。
建物の色がシック
この色合いはラテンぽい
テプラー川沿い
テプラー川は温泉色で湯気が立つ
レストラン(バックはホテルプップ)
ケーブルカー乗場を示す看板
高台に行くケーブルカー
高台の岩の上にあるシンポルの鹿の像
ホテルプップのカジノのチケット