チェスキー・クルムロフ城(Státní Hrad a Zámek Český Krumlov)
赤いすてきな城門をくぐると、ホテルから眺めていた塔にやってきました。
どことなく、イスラム的というかロシア的な雰囲気がすると思ったのですが、ガイドブックによると、いかにもチェコの城という雰囲気が漂っているとのこと。
プラハ城についで二番目に大きなチェコの城らしいですが、プラハ城が城の建物部分がどれだったかよくわからないのに対し、チェスキー・クルムロフ城はわかりやすいですね。
チケット売り場では、 劇場のツァーは売り切れ、ルートも1と2とあり、結局仮面舞踏会のホールが入っている1にしました。
時間があったので、先に塔に上り町の風景を見ることにしました。
しかし、町から城を見ている方がメリハリがあって良い景色のように思えました。
英語のツァーだったので、ところどころ聞いたことのある単語もありましたが、人が笑っているときに全然意味がわからなかったりしてつまらない。
他にも全然理解していなさそうな人たちも参加しているので、何となく救われたような気分になりました。
どうやら、ラテン系の言語の人たちらしかったです。
仮面舞踏会のホールは、壁の絵がどことなくポップで漫画っぽく楽しい感じでした。
城の内部は、どの城も皆似ていて特徴がありません。
寝室、食堂、喫茶室なんてどれも皆肖像がとタペストリーだらけで、記憶に残るのは非常に印象的な部屋だけです。
ベルサイユ宮殿の鏡の間、、ミュンヘンの宮殿の『ヴィッテルスバッハ家の歴代美女の肖像画の部屋』、ウィーンのシェーンブルン宮殿の『エリザベート皇妃が運動した器具が残された部屋』、ルドヴィヒ2世の作った洞窟とか、ダ・ヴィンチが設計したというダブルの階段のある城とか。
印象に残らないのは、写真を撮れないせいもあると思います。
写真を見ると、あとで思い起こすこともできますが、まったく頭に焼き付けるだけでは、混乱してわからなくなります。
カテドラルや教会も同じなんですよね。
城門
ホテルの裏手から見える城の塔
城の庭園には野外劇場もあり
ベッラリア夏の宮殿、地下にある台所から上の客間まで、食事とともにテーブルがつり上げられるようになっていたそうです。
城のWC、おしゃれです。ホクシアのスタンダード仕立て。