Litomyšl Castle 世界遺産の頁へ
リトミシュルのお城
お城の壁はスグラフィット技法、遠目で見ると石を積み重ねたように見えますが、浮き彫りのような絵が施されています。
もともとは、イタリアで流行していたらしいのですが、16世紀半ばにボヘミア全土に広がったそうです。
もともとは、イタリアで流行していたらしいのですが、16世紀半ばにボヘミア全土に広がったそうです。
『旅名人ブックス』によると、
最初に土台となる色を木炭または鉄分を含んだ塗料で壁に塗り、それが乾くと石灰で作られた二色目(多くは白)を塗る。
その後に下絵を留めて、針でつついて転写する。
最後に石灰部分を剥がして二色の絵に仕上げる。
これがスグラフィットの基本手順であった。
とあります。
針でつついて絵を転写なんて、気が遠くなりそうな作業ではありませんか。
城の反対側の建物は、スメタナの生家です。
スメタナはリトミシュル城のビール醸造人を父に、城主の使用人の娘を母に生まれたそうで、ビール醸造所だった建物だそうです。
記念館になっているとありましたが、何もやっていないようでした。
休館日だったのでしょうか。
城裏側
城の壁のスグラフィット技法
城の中庭ではコンサートの準備中
城の彫像
猫が出てきた建物
お城の敷地の建物から三毛猫が出てきました