ムハ(ミュシャ)美術館(Muchovo Muzeum )ナショナルギャラリー(Národní Galerie v Praze)
参考:www.mucha.cz
左はムハ美術館のチケット、『ヒヤシンス姫』です。
髪飾りや冠、イヤリング、ネックレスまでヒヤシンスの花があしらわれています。
この絵ではわかりませんが、着ている服の裾にもヒヤシンスの絵柄が入っています。
女の人の腕というより男性の筋肉隆々とした腕といったほうがいい感じじゃないですか。
服全体が見えると、それほど気にならないんですけどね。
髪飾りや冠、イヤリング、ネックレスまでヒヤシンスの花があしらわれています。
この絵ではわかりませんが、着ている服の裾にもヒヤシンスの絵柄が入っています。
女の人の腕というより男性の筋肉隆々とした腕といったほうがいい感じじゃないですか。
服全体が見えると、それほど気にならないんですけどね。
ヒヤシンス姫は、バレー・パントマイムで、ポスターのモデルになったのはチェコの人気女優だったアンドラ・セドラコヴァだそうです。
パンフの背表紙は『ジスモンダ』、ムハを一気にアールヌーボーの寵児に押し上げたサラ・ベルナール主演のポスターです。
パンフによると、
1894年のクリスマスイブ、ミュシャは友人カタールに頼まれ、ルメルシェの印刷工房で試し刷りの校正を行っていた。
そこに女優サラ・ベルナールが彼女の芝居『ジスモンダ』のための新しいポスターを急遽依頼したい、と電話をかけてくる。
ところがルメルシェと契約している画家たちは揃って休暇中、困り果てたマネージャーは偶然そこに居合わせたミュシャに仕方なく仕事を回すことになる。
「女神サラ」からの以来を断るわけにはいかなかったのである。
とあります。偶然手にした幸運の女神をがっちり逃さずつかまえたということなんですね。
ムハ美術館は1階部分しかなく、一つ一つの作品をじっくり見て、奥の上映ビデオを鑑賞しても、えっこれだけ、もっと見たかったのに、というくらい作品は少ないです。
ムハの作品のエッセンスを盛り込んだといえばそれまでですが、本場プラハでムハ美術館と謳っているのなら、もうムハの作品は等分見なくていいよ、というほど堪能したかった、というのが本音です。
ナショナルギャラリーでもムハの異なる作品を見ることができますので、そちらの方でも鑑賞しましたが、それでもなんだか物足りないので本を買って楽しむことにします。
ムハ美術館のプレート
ジスモンダ(ムハ美術館パンフより)