プラハ旧市街
旧市街は、まるでディズニーランドに来たのかと錯覚を起こすようです。
中世の建物であふれかえる中に大勢の人、人、人。
いったいどこからこんなに人が湧いてくるのかと思えるほど。
あ、でもこれは晴れの日だからともいえます。
雨降りの昨日はこれほど人はいませんでした。
外ではなく建物の中で楽しんでいたようです。
私たちもムハ美術館にいましたから。
しかし、これほど人が集中しているのも、旧市街とカレル橋ぐらいです。
まあ無理からぬことです。だって広場にある建物、どれをとっても一つ一つが凝った作りで、たった一つの建物で世界遺産といわれて、あらそうでしたかという場所がたくさんある中、そんな風な歴史的建造物がひしめいているのですから。
しかし、チェコは中国人観光客が多いですね。
日本人かと思うと中国語を話していたり、韓国人だったり。
これって、共産圏だったことと関係があるのでしょうか。
市庁舎の展望台にのぼろうとやってきたときに、ちょうど正時だったのでからくり時計が動きだしました。
その前からずいぶん人が大勢その場所にいるので、その時刻が近づいているのだとは思っていましたが、たまたま居合わせるなんてラッキー。
そのために、ずっと待つなんてことはあまりしない性分なので。
動く人形の写真をとっていたら、実際のからくりがちゃんと見れませんでした。
写真は動いているものを撮っているので今一だし。
こういうときは、割り切って目に焼き付けるだけにしないといけませんね。
旧市街からカレル橋に行く道も団体客が歩いているのかというほど人だらけ。
昼食時にテラス席を設けているレストランは、犬も歩けば観光客に当たる式にどんどん客が入ってきます。
お客の方も他の人が食べている食事を見ながら、おいしそうかどうか値踏みして入れるので便利です。
スグラフィット技法の壁を持つ建物がいろいろあって、建物を眺めるだけでおもしろいのですが、あまりにすごい建物だらけなので、その洪水の中に放り込まれたようで感覚がだんだん麻痺してきます。
他の観光客の人たちも、一つ一つの建物にはそれほど興味を示してはいなかったような気がします。
一辺に固まって貴重なものを見てしまうと、どうもいけません。
後で写真を見て、もっと細部まで見ておくのだったと後悔してしまいます。
まあ、時間も限られているので、仕方がないといえば仕方がないのです。
市庁舎の時計塔全景
市庁舎内部の天井
市庁舎の展望台から見ています
これも市庁舎の展望台より
市庁舎の展望台から見たティーン教会
聖ミクラーシュ教会内部
ロココ様式のゴルツ・キンスキー宮殿
旧市街広場にあるヤン・フスの銅像