スメタナホールでコンサート
市民会館はホテル・パジーシュの隣にあるので、その前を通るたびにバロックの衣装を着たコンサートの客引きが大勢います。
マリオネットを見ようとしていた日のチケットが取れなかったので、急遽コンサートを聞きにいくことにしました。
午後8時半からなので、夕食を食べてからでも充分間に合いました。
スメタナホールの天井はきらびやか、舞台や客席も立派です。
そのわりには観客が少なく、悠々と良さそうな席に座れてリッチな気分に浸れました。
日本の劇場と違って、装飾も凝っている豪華な劇場にそれほど高くない料金で気軽に入れるヨーロッパがうらやましい。
それに日本の劇場はトイレがすぐ混んでしまいますが、観客が多くてもヨーロッパの人たちってあまりトイレに頻繁には行かないので空いていて私には好都合です。
コンサートそのものは、ヘンデル、バッハ、モーツァルト、ドヴォジャーク、チャイコフスキーなどのよく聞いたことのある曲のエッセンスだけを詰め込んだといった感じでしたが、退屈にならずに一気に気持ちよく聞けるくらいの時間で、旅でちょっと聞くには充分でした。
帰りがまた、隣のホテルに帰るだけなのがさらにリラックスできます。
余韻にひたりながら、さっと部屋に戻れるのは最高です。
市民ホール
スメタナホールの天井照明
スメタナホールの舞台