マリャーンスケ・ラズニェは、温泉三角地帯のうちの一つといわれているわりには、日本ではカルロヴィ・ヴァリほど馴染みがありません。
ツァーで訪れるものは少ないと思います。
そのおかげか、ただでさえチェコに関する情報は少ないのに、さらにホテルの情報は少なく、駐車場があるのかどうかを基準にしている私には中心部分より離れているけれど仕方がないと、このホテルにしました。
ゴルフという名がついているのだから、芝が広がった景色も楽しめるのかもと期待したのです。
その結果は、温泉保養所にした方がよかったというのが率直な気持ちです。
町から離れすぎているので、車で中心地へ行くしかなく、Pに駐車させたにもかかわらず前輪をロックされ罰金まで払わされたのですから。
ホテル自体の景色もさほど良いものではなく、かえって建物が立て込んだ中心地の景色の方が良いと思われます。

フルボカー城へは、坂道を上って行った突き当たりを右に行くと城の入り口。
その突き当たりを左に行くとシャトーホテル・シュテクルの入口があります。
このホテルを予約するには、直接できず旅行社にお願いするしかありませんでした。
住所も書いてないので場所がわからないと申し出ると、行けばわかるとのこと。 なるほど、別のサイトに掲載されていた写真では、城の隣に位置しているように見えたけれど、こういうことだったのです。
まるで、小さくしたフルボカー城のよう。部屋からも木々や湖(池?)が眺められ、まさしく城をイメージする心地よいホテルでした。
城に付随する厩を改造したのだとか。
ディナーの自家製リゾットもアルデンテで秀逸のできでしたが、量が多くてほとんど食べられなかったのが残念です。
今回の旅で一番おいしいレストランでした。